小説 父さんと古ぼけた箱 ~親愛なる息子と娘へ~

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

SPONSORED LINK

父さんと古ぼけた箱~親愛なる息子と娘へ~ 第1話 出会い

気持ちの良い陽射しが、僕を照らし暖かく包み込む
そんな時間を過ごしていた、ある日の午後
父さんが

「俺の宝物だ!」

と古ぼけた箱を取り出した。
その古ぼけた箱は、木の香りと共に
少し焦げたような茶色い色をした…

少し大きな…
がっちりとした箱だった。

少し焦げたような茶色い
その古ぼけた箱には、
古い時代からのホコリが、
薄っすらと積り
まるで、
海賊船から見つかった、お宝を想像させる。

見た目からも本当に大切な宝物が
その、古ぼけた箱の中には、
ぎっしりと詰まっている。

僕は、そんな気がした

父さんは、その古ぼけた箱を、
大切そうに抱えて
ニッコリと微笑み、自慢げに僕を見た。

僕も、ニッコリと微笑み返す。

僕は、その古ぼけた箱の中に
いったい何が入っているのか、
とっても興味が湧いた。

次第に僕の胸は高鳴り、
壮絶に波打つ、ドキドキしながら、
居ても立っても居られず
思わず、父さんに語り掛けた。

『父さん』
『かっこいいね!』
『まるで、海賊船の宝物みたいだよ』
『その古ぼけた箱の中には、いったい何が入っているの?』

父さんは、半笑いで答えた。

『だから
俺の宝物なんだって!』

そんな会話を、繰り返し楽しみながら
父さんは、古ぼけた箱のホコリを掃い
そっと床に置いた。

そこに置かれた古ぼけた箱は、
僕にとって、
海賊が盗み出した宝物で
これから
タイムマシーンにでも乗って
まるで、
旅にでも出るかのような
不思議な感覚だった

そう、開けてはいけないパンドラの箱みたいに…

父さんは、その古ぼけた箱の蓋を
おもむろに開けた
その時、クチャクチャと言う音と共に
チョコレートの甘~い匂いがした。

ふと、振り返ると
そこには、
僕の妹が、ぼんやりと立っていた。

妹の顔には所々、
チョコレートが
べったりと付いている。
妹はその顔で、チョコレートを
お口一杯に頬張り、近寄ってきた。

『お兄ちゃん』
『お兄ちゃん何してるの?』

『父さんの宝箱を見てるんだ』
『一緒に見るかい?』

父さんは言った

『こっちにおいで』

妹は、つかつかと走り寄ってきた
その時だった

何かが、
バタバタッと古ぼけた箱の中から
羽ばたいた

僕は必死で、羽ばたいた方向を
目で追った

すると、その羽ばたいた何かが、

SPONSORED LINK

『私は、妖精のキュルル』
『あなたたちの事は、全て知っているわ!』

と、突然、話し始めた。

妖精のキュルルは、父さんに

『ボブ、この古ぼけた箱を大切に守ってくれてありがとう』
 

そして、僕に

『ベン、とても勇気のある男の子に成長したわね!』

僕の妹には、

『メリーは、チョコレートの大好きな女の子
あだ名は、チョコよね!』

と、僕たちの事を確認した後、話を続けた

『私、妖精のキュルルは、
この世を、闇で覆いつくそうとする魔女に
呪文をかけられ、眠りについたの・・・

だけど
2500年の年月を経て、呪文は解かれ
今やっと、眠りから覚める事が出来たの!

古ぼけた箱は、先祖代々受け継がれ、
大切にされてきた
魔法の箱でもあるのよ!』

『魔女は、この魔法の箱が欲しいから
きっとまた、現れる』

『だから、その前に魔女退治に力を貸して欲しいの!』
 

『え~?』
『父さんは、この話、知ってたの?』

『いや、知らない』
『初めて聞いて今、すごく驚いてる』

チョコは、白目であんぐり、放心状態のようだ。

『私の使いの者、ビルとヨーデルを紹介したいの、
必ず、あなた達の事も
守ってくれるわ』

と、話しを進める

『ビル・ヨーデル出ていらっしゃい!』

古ぼけた箱から、ビルとヨーデルが

SPONSORED LINK

『グ・オオオォォォッッッ~』

と、雄叫びを上げながら出てきた。

『うわ~大きい巨人、出た~』

チョコは、相変わらず、放心状態 白目あんぐり

『いきなり出てきて、力を貸してくれと言われても?』

『父さん行こうよ』
『キュルル、
魔女退治手伝うから、
その代わりに
小さい頃の父さんを
僕に、見せてよ!』

チョコ はっと!我に返る 意識回復!

『私も、食べる!』

『あっ!生き返った!』

『わかったわ!』

『よし!じゃあ行ってみますか?』 

『ありがとう』
『では、マハルド・モナ・ジュペルスの証である
この首飾りを皆に…』

『魔女退治には、この首飾りの偉大なる力が必要なの』

3人揃ってマハルド・マハルド・モナ・ジュペルス
と、
呪文を唱え、この首飾りを合わせる事で、
魔女の止めを刺せるのよ!』

『その日が来るまで、大切にしていてね!』

『わかった!』

『じゃあ 出発よ!』

妖精キュルル・ビルとヨーデルは、
2500年の年月を経て
魔女の呪文は解かれ目覚めた!

そして、
ボブ・ベン・チョコと共に
今、魔女退治と過去への時間旅行が始まる

『マハルド・マハルド・モナ・ジュペルス
私を過去に連れて行って!』

 

『うわァ~ァァァァァァァッッッッ~!』

何かに吸い込まれるように、時空へと消えていった・・・

SPONSORED LINK

父さんと古ぼけた箱~親愛なる息子と娘へ~ 第2話 時空から過去へ

続きは、次回へ…

この後、記載されて行きますので、続きは、お楽しみに…

引き寄せの法則 金運 宝くじ 風水 富の壺 作り方

引き寄せの法則 幸せになる方法 自由になる方法

ポチ!っと応援!励みになります
人気ブログランキング ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村






 

SPONSORED LINK

シェアよろしくね!

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。